投資用不動産の借入先を探してみた結果……意外な落とし穴とは?

不動産投資を進めるにあたって、多くの人がぶつかる大きな壁のひとつが「融資の確保」だ。物件を購入するためにはまとまった資金が必要になるが、自己資金だけでは賄いきれない場合がほとんど。そのため、多くの投資家は銀行や金融機関から融資を受けて購入資金を確保することになる。

さて、私もその流れに従い、投資用不動産の借入先を探してみることにした。今回は、ネットで見つけた「投資不動産の借入おすすめランキング」を参考に、金利の低い金融機関から順番に問い合わせをしてみることに。

まずはランキング1位の東京スター銀行に問い合わせ!

ランキングサイトを見ていると、東京スター銀行が1位に輝いていた。金利も他と比べて低めで、条件も良さそうだ。これは試すしかない!

さっそく、東京スター銀行の公式サイトにアクセスし、問い合わせフォームを記入。期待を胸に、数日後の返答を待つ。

……そして、ついに銀行からの電話が!

「お客様は、対象外となります。」

え? ちょっと待って。まだ審査もしてないのに?

理由を聞いてみると、どうやら私の条件ではそもそも融資対象にならないらしい。具体的な詳細は教えてもらえなかったが、これではどうしようもない。

うーん……ランキング1位だったのに……。

次にイオン銀行とソニー銀行にチャレンジ!

気を取り直して、次に目をつけたのはイオン銀行とソニー銀行だ。どちらも金利が低く、ネット銀行ならではの利便性も期待できる。

しかし、ここでまさかの壁にぶつかる。

「あれ? 問い合わせフォームがない……?」

ランキングサイトではしっかりURLが貼られていたのに、いざ公式サイトを見てみると、どこを探しても問い合わせフォームが見当たらない。

なんで? どういうこと??

しばらく調べてみると、衝撃の事実が判明。

「この銀行は、不動産会社と提携している人しか融資を受けられない」

えぇ!? そんなルールがあるの!?

つまり、個人で直接問い合わせても無駄で、不動産会社を通さないと融資の申し込みすらできないのだ。これは想定外だった……。

なるほどねぇ。いや、でも、それならランキングサイトにちゃんと書いといてほしいんだが……。

選択肢がどんどん減っていく現実

さて、ここまでで分かったのは、「金利の低い銀行は、誰でも簡単に借りられるわけではない」ということだ。

ランキング上位の銀行がことごとく使えないとなると、どうすればいいのか?

選択肢はどんどん減っていく。

・ノンバンク?
・信用金庫?
・日本政策金融公庫?
なんですか?ここは。。。。初めて聞く言葉。。。

このあたりを検討するしかないのか……?

そもそもノンバンクってどんな特徴があるの? 信用金庫は融資してくれるの? 日本政策金融公庫って、不動産投資に使えるの?

調べれば調べるほど、どんどん新たな疑問が湧いてくる。まるで蟻地獄にはまっていくようだ。

果たして、私は無事に融資を受けられるのか……!?

この続きは、また次回の記事でお伝えしようと思う。